RDFとXML
RSSには重要なポイントが2つあります。
タイトルや内容情報をメタデータ化するためにRDFを使うこと。
これらの情報をXMLをベースとした言語で記述することです。
難しそうな言葉でわかりにくいと思いますが、言葉がわかりにくいだけで概念としてはわかりやすいものばかりです。
「メタデータ」というのは、情報に関するデータのことを表しています。
例えば本に関してのメタデータがあったとすれば、その本のタイトルとか出版社とか著者、定価とかジャンルなどその本に関しての様々なデータがあります。
これらをメタデータというのです。
しかしこのメタデータをみんながそれぞれ勝手なフォーマットで決めていったらデータの互換性がなくなってしまいます。
そこで統一規格というものが必要になり生まれた規格が「RDF」なのです。
RDFとは「Resource」が「資源、リソース」を意味していて、「Description」が「説明」、「Framework」が「枠組み」を意味しています。
日本語に直すと意味がわかりやすいと思います。
次に「XML」について説明します。
XMLというのは「マークアップ言語」のことです。
このマークアップ言語の代表格と言えば「HTML」です。
マークアップ言語では「タグ」と呼ばれる<>で文章を囲みデータの構造を示しています。
同じようにXMLでもタグを使って文章構造を記述するのです。
HTMLと違う点はタグ部分をユーザーが独自に拡張することができる点にあります。
RSSにはいろんなバージョンが存在していますが、これらはRSS1.0を例にとって説明したものです。
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